Blog
;何年後も住み継げる持続可能な建物と社会
2023/7/28
Blog
;2023/7/28
こんにちは。
鳥取市・倉吉市を中心に、新築注文住宅・リフォーム・不動産事業を手掛けている
福山建築 現場監督の大羽です。
最近、倉吉の街でも建物の解体をよく見ます。
福山建築でも今年はかなりリフォームやリノベーションの物件が増えてきています。
近年、空き家や老朽化した家の問題は各地で話題になっていると思います。
戦後から昭和の時代に建てられた建物の老朽化や構造的な問題などで、住宅のみならず商店などの建物や公共の大きな建物も、改修または取り壊し等の話題は全国的なものだと思います。
最近、俳優の鈴木京香さんが、有名な建築家の家を購入ししたことが話題になりました。
参考▶鈴木京香さんが継承した吉阪隆正設計の名作住宅が表紙に! 10月7日発売号『住み継ぐ家づくり』。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
その建物は、建築家の吉阪隆正が1957年に設計した住宅 “Villa Coucou”。
参考▶ 住宅遺産トラスト:VILLA COUCOU(近藤邸) (hhtrust.jp)
持ち主不在となり解体の危機にあることを知り、引き継ぐことを決められたそうです。
吉阪隆正は、モダニズム建築のル・コルビュジエの元で働いており、日本の現代建築に大きな功績を残された建築家です。
この”Villa Coucou”は、色のついたガラスの装飾や壁から突き出した宙に浮いたような階段など、やはりどこかコルビュジエの影響、特にロンシャンの礼拝堂の雰囲気を感じられます。
貴重な近代建築の意匠性が残る住宅です。
とても悲しいことですが、このほかにも各地でこのような意匠性のある近代建築の老朽化が進み、存続が厳しくなってきているのではないかと思います。
そこには建物のメンテナンス等の維持費の問題や構造的な問題もありますが、固定資産税や相続税等の問題もあるようです。
その辺は様々な行政的な問題があると思いますが、良いものや古いものが持続され、受け継がれていく社会が作られていけばいいなと思います。
以上、現場監督の大羽でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
***
◇福山建築のInstagram随時更新中!ぜひチェックしてみてください!
◆福山建築のイベント情報はこちら
◆福山建築の施工事例はこちら
◆家づくりで後悔をしたくない方必見!家づくりセミナーに関する情報はこちら
◆家づくりに関するご相談はこちら
◆リフォームをお考えの方はこちら
Event
福山建築ではこれから家を建てようとしている人、
リフォームしようとしている人に向けて様々なイベントを行っています。
Days |
【2日間限定開催】10/26(土)・10/27(日) 10:00~18:00 |
Place |
鳥取県境港市上道町 |
Reserve |
予約制 ※ご予約なしでの見学も可能ですが、ご案内はご予約の方優先のため入場制限をさせて頂く場合がございます。 |
Free Meeting
家づくりのプロが家づくりのさまざまな不安や疑問に豊富な資料を用いて丁寧にお答えします。小さな子供がいるので出かけにくい、弊社のショールームまで遠いなど、ご自宅でゆっくりとご家族も同席で面談したい方にはオンライン個別相談も併催しています。お気軽にご相談ください。
Reform
光熱費の高騰をなんとかしたい、夏は暑く冬は寒い、エアコンの効きが悪い、家族構成が変わり間取りを変更したい、お風呂やキッチンなど水回りを新しくしたい・・など、現在の住まいでお困りのことはありませんか?福山建築では、リフォームの相談も受け付けています。まずはお気軽にご相談ください。