こんにちは。

鳥取市・倉吉市を中心に、新築注文住宅・リフォーム・不動産事業を手掛けている

福山建築　工務部の小湯原です。

7月22日に倉吉市、  23日に鳥取市で断熱リフォームセミナーを開催致しました。

22日の倉吉会場にはご予約枠を超える 7組様の方がご来場くださり、多くのご質問や、ご相談を頂きました。

最近、住宅の断熱化に関して、TV・新聞などのメディアやSNS等で情報がとても多くなってきており、

断熱リフォームのご要望が数年前よりも増えてきています。

そして・・

鳥取県が推奨する、とっとり健康省エネ住宅「NE-ST」。

鳥取県が独自に設けた、家の「断熱」と「気密」の性能基準です。

高断熱・高気密な家は、冬はあたたかく（夏はすずしく）、快適で、健康にも効果があり、しかも、省エネです。

鳥取県では、「NE-ST」な家づくりを新築・改修ともに推奨し、助成もあります。

更に、「NE-ST」の改修版

とっとり健康省エネ改修住宅「Re NE-ST」は、

今年の7月で、スタートしてから1年になります。

弊社でも、Re NE-STの助成を活用した改修工事が多くなってきました。

新築工事と違い、既存建物は多くの場合それぞれ工法も、劣化状況も違います。

築年数や今後の住まい方によって、ご提案内容も変わります。

断熱改修をする場合にポイントとなるのが、

単純単調では無い既存建物に対して「どうやって断熱施工していくか」 が とても重要になります。

そして、改修工事の場合はその家に長年住まわれてきた方がほとんどなので、

その長年積み重なった不満や不安、

「ずっとこうしたいと思っていました」という要望が　はっきりとしておられる場合が多いです。

例えば、、、

【夏】

・電気代が高くなり夏と冬の冷暖房費をなんとかしたい、

・夏　西側にあるトイレが暑く 汗をかく

・2階が焼けるように暑くエアコンがなかなか効かない

【冬】

・お風呂と脱衣室が寒すぎる

・リビングでエアコンの効きが悪く、石油ストーブやガスファンヒーターも併用している

・こたつから出られない

・窓の結露とカビで 毎年悩んでいる

その他にも、使わなくなった部屋があり、家族構成が変わったので（又は変わる予定なので）間取りを変えたい

などなど。

多種多様な既存住宅の状態に加え、それぞれの劣化状況やご要望。

それらに対して、引出しを豊富に用意し「適材適所」な断熱改修をご案内し、

ご家族の生活状況に合わせて快適な住まいとなるよう、最善のご提案をさせて頂いております。

そして昨今、建設業界では各業種の職人さんが減ってきています。

大工職人さんだけでも、全国で

1980年代には 約90万人

2000年代に　初頭に約60万人を下回り

2020年時点で 約29万7900人

このままいくと、2035年前後に15万人を下回り

2040年代には 10万人を切ると予測されています。

60年で1/9に・・・

ちなみに、日本の人口は

1980年　1.168億人

2023年　1.233億人（ピークは2010年の1.280億人）

2040年　1.109億人（予測）

簡単・単純ではない断熱改修工事には、

経験と技術、知識と探究心を持った

福山建築の大工職人のような存在が不可欠です。

多様化する需要と、日々進歩していく部材や工法・技術に、しっかりと適応し、これからも進化していきます。

断熱改修が気になる方、

Re NE-STが気になる方、

リフォームを考えておられる方。

次回！ 第2回 断熱リフォームセミナーに乞うご期待です！

個別相談も、随時受付しておりますので、お気軽にお問合せください！

以上、工務部の小湯原でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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