Column
;北側リビングのデメリットを解消!間取り工夫で明るい快適空間を実現
2025/11/10
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;2025/11/10
北側にリビングを設ける計画を立てている方にとって、日照や空間の広さといった課題は大きな関心事でしょう。
そこで、北側リビングの設計における様々な工夫について、具体的な方法を交えながらご紹介します。

北側リビングの採光性を上げる工夫
北側の窓を大きくする
北側の窓を大きくすることで、取り込める自然光を最大限に増やすことができます。
窓の種類も重要で、例えば、掃き出し窓やFIX窓といった大きな窓を選択することで、より多くの光を取り込むことができます。
さらに、窓枠の色を白や明るい色にすることで、反射による採光の効果を高めることも可能です。
窓の高さを高く設定することで、より多くの光が差し込むようにすることもできます。
吹き抜けを設置する
吹き抜けを設置することで、上階からの光をリビングに取り込むことができます。
吹き抜けは、リビングの天井高さを高く見せ、開放感を演出する効果もあります。
ただし、吹き抜けは冷暖房効率に影響を与える可能性があるため、断熱性能の高い窓や適切な換気システムの導入も検討する必要があります。
吹き抜けのサイズや位置は、リビングの広さや周辺環境などを考慮して慎重に計画することが重要です。
間仕切り壁をなくす
リビングと隣接する部屋の間仕切り壁を取り除くことで、光を遮るものを減らし、より多くの自然光をリビングに届けることができます。
例えば、リビングとダイニングを一体化することで、空間全体が明るくなります。
ただし、プライバシーの確保なども考慮し、必要に応じて間仕切りとしてカーテンやパーテーションなどを活用するのも良いでしょう。
明るい色の内装材を選ぶ
壁や床、天井などの内装材には、明るい色を選ぶことで、反射によってリビング全体を明るく見せる効果があります。
特に、白や淡いパステルカラーは、光の反射率が高いためおすすめです。
また、家具の色も明るい色を選ぶことで、より一層明るい空間を演出できます。
素材の選び方にも工夫を凝らし、光沢のある素材を使用することで、光の反射効果を高めることも可能です。

北側リビングを広く見せる間取り工夫は?
リビング階段で開放感を出す
リビング階段を採用することで、空間のつながりを強調し、開放感あふれるリビングを実現できます。
階段のデザインや素材も、リビングの雰囲気に合わせたものを選ぶことで、より一体感のある空間を作ることができます。
ただし、階段の音や安全性なども考慮する必要があります。
家具を低く抑える
背の高い家具は視覚的に圧迫感を与えてしまうため、リビングを広く見せるためには、背の低い家具を選ぶことが重要です。
ソファやテーブルなどを低くすることで、天井が高く感じられ、空間が広く感じられます。
また、家具の脚が見えるデザインを選ぶことで、空間の広がりをより強調できます。
壁面収納で床面積を確保
壁面収納を設けることで、床面積を確保し、より広く感じられるリビングを実現できます。
壁面収納は、収納力も高いため、散らかりがちなリビングもすっきりとした印象になります。
デザイン性にも優れた壁面収納を選ぶことで、リビングのインテリアとしても効果的です。
縦長の窓で視線を上に導く
縦長の窓を設置することで、視線を上に導き、空間の高さを強調することができます。
これにより、リビングがより広く感じられ、開放感あふれる空間を作ることができます。
窓の形状やサイズを工夫することで、より効果的な演出が可能です。

北側リビングのデメリットを解消する間取り工夫
高断熱・高気密住宅にする
高断熱・高気密住宅にすることで、冷暖房効率を高め、冬場の寒さや夏場の暑さを軽減できます。
特に北側リビングは日当たりが悪い分、断熱性能を高めることで快適な空間を確保できるでしょう。
適切な断熱材の選定や気密施工が重要になります。
床暖房を設置する
床暖房を設置することで、足元から暖めることができ、寒い北側リビングでも快適に過ごせます。
床暖房の種類や設置方法も様々なので、ライフスタイルや予算に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
照明計画を工夫する
北側リビングは日照が不足しがちなため、照明計画は特に重要です。
複数の光源を配置し、明るさと陰影を調整することで、快適な空間を演出できます。
ダウンライト、スポットライト、間接照明など、様々な照明器具を効果的に組み合わせることで、より魅力的な空間を創造することができます。

北側リビングの家具配置の工夫は?
家具を壁際に配置する
家具を壁際に配置することで、リビングの中央にスペースを作り、広々とした印象を与えます。
また、家具の配置によって、空間をゾーニングし、それぞれの空間を明確に分けることも可能です。
背の低い家具を選ぶ
前述の通り、背の低い家具を選ぶことで、圧迫感を軽減し、空間を広く見せる効果があります。
また、視線が遮られにくいため、より開放的な空間を演出できます。
ラグを敷いてゾーニングする
ラグを敷くことで、空間をゾーニングし、それぞれの用途に合わせたスペースを明確に区切ることができます。
また、ラグの色や素材によって、リビングの雰囲気を変えることも可能です。

北側リビングの間取りで注意すべき点
風通しを確保する
北側リビングは、日当たりが悪い分、風通しの確保が重要です。
窓の配置や換気システムを工夫することで、常に新鮮な空気を入れ替え、快適な空間を維持できます。
プライバシーに配慮する
北側リビングは、隣家からの視線が気になる場合があります。
プライバシーを確保するために、窓の位置やカーテン、ブラインドなどを適切に選択する必要があります。
収納スペースを確保する
北側リビングは、日当たりが悪い分、湿気がたまりやすい傾向があります。
収納スペースを十分に確保することで、物を整理整頓し、湿気対策にも役立ちます。

まとめ
北側リビングは、日照や空間の広さといった課題がありますが、適切な工夫をすることで、快適で魅力的な空間を創り出すことができます。
窓の大きさや位置、内装材の色、家具の配置、照明計画、そして間取り全体を考慮することで、北側リビングのデメリットを解消し、メリットを最大限に活かすことが可能です。
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