Column
;リビングと和室の続き間取りで快適な空間を実現する配置と活用術
2025/11/6
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;2025/11/6
快適な暮らしを実現するために、リビングと和室が続く間取りを検討されている方も多いのではないでしょうか。
この間取りは、現代的な生活と伝統的な空間の融合を可能にし、多様なライフスタイルに対応できる魅力を持っています。
しかし、理想的な広さや配置、開口部、そしてそれぞれの空間の繋がり方など、具体的なイメージを掴むのは容易ではありません。
そこで、今回はリビングと和室の続き間取りについて、具体的な広さや配置、開口部、そして空間の繋がり方などを解説します。

リビングと和室の理想的な広さのバランス
家族構成に合わせた広さ設定
家族構成によって、リビングと和室に必要な広さは大きく異なります。
例えば、大人2人と子ども2人の4人家族であれば、リビングは20畳程度、和室は6畳程度が目安となるでしょう。
一方、夫婦2人暮らしであれば、リビングは15畳程度、和室は4.5畳程度でも十分でしょう。
さらに、来客が多いご家庭では、より広めのリビングを確保する必要があるかもしれません。
子どもが小さいうちは遊び場として和室が必要な一方、成長したら書斎や客間として活用したいといった将来的なニーズも考慮することが大切です。
生活スタイルに合わせたリビングと和室の割合
リビングと和室の割合は、家族構成だけでなく、生活スタイルによっても大きく変わってきます。
例えば、家族皆でリビングで過ごす時間が長いご家庭であれば、リビングを広くとり、和室をコンパクトにするのも良いでしょう。
逆に、来客が多い、または趣味の部屋として和室を広く使いたいという場合は、和室の面積を大きく確保することを検討する必要があります。
それぞれのスペースで過ごす時間や用途を具体的にイメージし、そのバランスを考慮することが重要です。
実際の事例から最適な広さをイメージ
様々な家族構成や生活スタイルに合わせた実際の事例を参考に、理想的な広さをイメージしてみましょう。
例えば、30坪程度の住宅では、リビング15畳、和室6畳といった構成が一般的です。
しかし、これはあくまでも目安であり、家族構成や生活スタイル、土地の形状などによって最適な広さは異なります。
様々な住宅展示場や建築雑誌、インターネット上の住宅事例などを参考に、自分たちに合った広さを検討することが大切です。

和室とリビングを繋ぐおすすめの開口部は?
開放感を重視するならフルオープン
リビングと和室の間に大きな開口部を設けることで、空間全体に広がりと開放感を与えることができます。
特に、大きな窓や引き込み戸などの開口部は、視覚的な広がりを生み出し、明るく開放的な空間を演出します。
採光性も向上し、省エネルギーにも繋がります。
ただし、フルオープンにすることで、プライバシーが気になる場合は、カーテンやブラインドなどの工夫が必要となります。
プライバシー確保には引き戸や障子
プライバシーを重視する場合は、引き戸や障子などの開口部がおすすめです。
これらの開口部は、必要な時に空間を仕切ることができ、プライバシーを確保しつつ、開放感も維持できます。
特に、障子は和室の雰囲気を損なうことなく、柔らかな光を採り入れることができます。
デザイン性も高く、空間のアクセントにもなります。
素材やデザインによって、様々な雰囲気を演出できる点も魅力です。
空間を緩やかに区切る格子戸
格子戸は、空間を完全に仕切るのではなく、緩やかに区切るための開口部として利用できます。
視覚的な繋がりを保ちながら、程よいプライバシーを確保できます。
また、格子戸のデザインは多様で、モダンなものから伝統的なものまで、様々な選択肢があります。
空間の雰囲気に合わせて、適切なデザインを選ぶことで、より洗練された空間を演出できます。

リビング続きの和室おすすめの配置は?
南向きで日当たりの良い配置
和室は、日当たりが良い南側に配置するのが理想的です。
日差しをたっぷり取り入れることで、明るく温かい空間となり、リラックス効果も高まります。
特に、畳は日当たりによって温かさが変化するため、南向きの配置は快適性を高める上で非常に重要となります。
冬場には日差しを最大限に活用し、暖房費の節約にも繋がります。
家事動線を考慮した配置
和室を配置する際には、家事動線も考慮することが重要です。
例えば、リビングとキッチン、洗面所などの動線上に和室を配置することで、家事効率を向上させることができます。
洗濯物を畳んだり、アイロン掛けをしたりするスペースとして、和室を活用することも可能です。
生活動線をスムーズにすることで、日常生活の負担を軽減できます。
リビング階段と隣接し家族のコミュニケーション促進
リビング階段と和室を隣接させることで、家族間のコミュニケーションを促進することができます。
リビング階段を通る際に、和室の様子がよく見えるように設計することで、家族の気配を感じやすくなり、自然なコミュニケーションが生まれます。
特に、子ども部屋を二階に配置する場合は、リビング階段と和室の配置を検討することで、家族の繋がりをより強固なものにできます。

続き間取りでリビングと和室を一体的に活用するには?
床材を統一し連続性を演出
リビングと和室を一体的に見せるためには、床材を統一することが効果的です。
同じ素材の床材を使うことで、空間の連続性を強調し、広々とした印象を与えます。
ただし、和室の雰囲気を完全に失くしたくない場合は、色や質感の似た床材を選ぶことで、和室の個性を残しつつ、空間の統一感も演出できます。
照明で空間に変化をつける
照明を効果的に使うことで、リビングと和室の雰囲気を変化させることができます。
例えば、リビングには明るい照明、和室には間接照明や落ち着いた色合いの照明を使用することで、それぞれの空間の個性を際立たせながら、一体感を演出できます。
照明の色温度や明るさを調整することで、時間帯やシーンに合わせた空間演出も可能です。
家具の配置でゾーニング
家具の配置によって、リビングと和室を自然にゾーニングできます。
例えば、ソファやローテーブルをリビングに、座卓や低いチェアを和室に配置することで、それぞれの空間の機能を明確に区別できます。
また、間仕切りとなるような家具を配置することで、空間をさりげなく仕切ることも可能です。
家具の配置は、空間の使い勝手とデザイン性を両立させる上で重要な要素です。

和室をリビングの一部として活用するメリットは?
多目的な空間活用
和室は、客間としてだけでなく、様々な用途に活用できます。
例えば、書斎として、子どもの遊び場として、来客時の寝室として、そして趣味の部屋としてなどです。
多目的に活用することで、限られた空間を有効に活用できます。
ライフスタイルの変化に応じて、柔軟に空間を使い分けることが可能です。
来客時の寝室
来客があった際に、和室を寝室として活用できます。
布団を敷けばすぐに寝室として使えるため、急な来客にも対応できます。
プライバシーも確保できるため、ゲストにも快適に過ごしてもらえます。
畳の心地よさによって、ゲストにリラックスした時間を提供できます。
子どもの遊び場やお昼寝スペース
小さいお子様がいる家庭では、和室を子どもの遊び場やお昼寝スペースとして活用できます。
畳の上は、転んでも安全なので、安心して子どもを遊ばせることができます。
また、畳の落ち着いた雰囲気は、子どものリラックスにも繋がります。
安全で快適な空間を提供することで、子育てをサポートします。

まとめ
リビングと和室が続く間取りは、家族構成や生活スタイルに合わせて柔軟にアレンジできる魅力的な空間です。
理想的な広さや配置、開口部、そして空間の繋がり方を検討することで、快適で暮らしやすい住まいを実現できます。
当社は、家族が安心して健康で快適に暮らせる家づくりやお客様に「家を建ててよかった」という生涯後悔しない家づくりを行っています。
家づくりをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
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