こんにちは。

鳥取市・倉吉市を中心に、新築注文住宅・リフォーム・不動産事業を手掛けている

福山建築　現場監督の大羽です。

最近、朝晩は寒くなりました。

最近はリフォームと新築を担当させて頂いておりますが、年末に向けて新築を何件か担当することになりました。

建築は「一品生産」と言われています。

たとえまったく同じ内容の家でも。土地が違えば、その土地の気候・風向き・日当たりや地盤の状況など、条件が違ってくるからだそうです。

施工では、設計士（建築家さん）さんが作成した設計図面をもとに工事を行っていきます。

配置図・平面図・立面図・展開図などその他詳細図など様々な図面があります。

設計士さんは図面作成の段階でエスキスから全体図面～詳細図面（矩計図）などの作成、模型のなど、様々な資料やモノの作成を行って、最終的な設計を検討決定していかれると思います。

2次元的なものだけでなく、建物は実際は立体的なものなので、1/100程度の模型を作成して立体的な空間の把握も行います。

最近は３DCAD、さらにVRなどのソフトを使ってパソコン上で作成できるので、建築物や建築士さんによっては模型作成はあまりされないのかもしれませんが・・

模型作成はスチレンボードという発泡材を紙で挟んだﾎﾞｰﾄﾞで1㎜～5㎜程度のものをよく使います。

スチレンボードをカッターでカットして、発泡体用接着剤（商品名ではスチのりが有名）で壁や床や屋根などを接合して建物を作っていきます。

模型作成は、実際に建物を建てる行為をミニチュア化的にやっていることにもなって、建築の学生さんはめちゃくちゃ作っていると思います。

実際に手を動かすことで、建物の形や作り、構造的なこと、立体的な形やスケール感を感覚的に把握することにとても役に立つと思います。

学校の先生が、構造的に模型で作れるものは大体実際に作れると言ってました。

また作る手順や材料を無駄なく使う、テーブル（作業場）をキレイにごみを少なく作るか、いかに効率的に作るかなど、実際の建築の施工にも通じることも多くとても学ぶことは多いと思います。

一般の方は、なかなかそのような建築模型に触れる機会がないと思いますが、建築模型を保管してミュージアムをされているところが東京都品川にあります。

有名な建築や建築家さんの模型も展示してあるそうなので、とても面白いと思います。

現在は「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界」というイベントも開催されておられるそうです。

WEB上でも、データベース化した模型作品を見れるようなので、気になる方はHPへアクセスしてみてください。

「建築倉庫　ARCHI-DEPOT」

🔗建築倉庫 (archi-depot.com)

以上、現場監督の大羽でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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